こんにちは、テレサです💖
今、メディスン・カードの解説本を勝手に翻訳しているのですが
そこで出てきた言葉
~ the lessons each spirit needs to learn on the Good Red Road.
直訳すると
「それぞれの魂がグッド・レッド・ロードで学ぶべき教訓。」
単語の始めが大文字であることからも、固有名詞な何かだと推測しながら検索していきます。
Red Road … 赤い道。the Good Red Road だと、良き赤い道。
みなさんはご存じでしたか?
何だろう?私は全然聞いたことがありませんでした。
日本人の私がインディアンの人々と関連させて連想するのは、訪れたことがなくても写真でいつか見た、赤いそのままの乾燥した大地でした。
でもどうもこれは、スピリチュアルな比喩であり、物理的な道のことではなく、また、出典元となっている本があるようです。
少しだけ検索してみました。Good Red Road では Red Road が引っかかってくるから、こちらの方が一般的なんですかね。
最後ちょっと話が横に広がるけれど、インディアンの人たちの文化を知るためにも、ぜひ一緒にお勉強しましょう💖
どうしても完訳が読みたい方はVOICE社刊のメディスンカードを中古で手に入れるのも良いですし、正規輸入品を購入して、ご自身で翻訳してみてください。2021年10月中旬現在、Amazonで3000円ぐらいです。
The Red Roadとは?
「 Red Road 」とはアメリカ先住民インディアンの生き方に触発された、スピリチュアルな精神的教えを表現したものです。
どちらかというと真のネイティブというよりは現代の英語の概念とされていて、 単にアメリカ先住民インディアン の精神性を解釈したものであると言われています。
人生の正しい道を示すとしてニューエイジのコミュニティやヒッピーで人気がありよく使われているものの、現在の伝統的な先住民の間ではほとんど使われていないと書かれた記事も見つかります。
もともと先住民の人々は多言語で(現在は言語数もかなり減っています)、精神的な生き方を表すものは各部族に独自に存在しています。
信仰に対し共通の要素を持つ民族もありますが、文化は非常に個別化されていて、儀式や信念の多くはこういった多様な部族に固有のものです。
The Red Road は、非アメリカ先住民であるジョン・G・ネイハルト(作家であり詩人、アマチュア歴史家、民族誌学者)が『ブラックエルクは語る(Black Elk Speaks)』で記した本の中の
オグララ・スー族のメディスンマンで聖職者だったニコラス・ブラック・エルクの言葉がもとになっているようです。
レッドロードにいる人はみな
聖なる輪を作って互いにつながっている。
自分の旅を歩けるのはただ自分だけ。
しかし同時に多くの人が、
この道を歩いてるのだ。―
The Red Road を歩くってどういうこと?
あるサイトに書いてあった言葉を翻訳してまとめてみると
Red Roadを歩くことは、ストイックにラコタの七つの聖なる美徳を実践・体現しながら日々の生活を目的として生きるという、個人的な考え方だそうです。
かといってRed Road を歩む人が完璧主義かというとそういうわけではなく…
ただ、良い意味で正しい方向に向かって歩いているだけで、その道しるべとなるのが7つ神聖なる徳とされる言葉です。
聖なるパイプを人々にもたらしたホワイトバッファロー・カウフ・ウーマンからラコタ族へと、これらの美徳が受け継がれました。
パイプの柄が男性性を、ボウルは女性性を表しています。パイプの柄がボウルと融合するとき、パイプに命が吹き込まれラコタ族の7つの聖なる価値観に力を与えます。
- 祈り
- 正直
- 謙虚さ
- 思いやり
- 尊重
- 寛大
- 知恵
Red Road を歩もうとする人は、まずこの7つの価値観に慣れることから始めます。
この7つの価値観を学ぶ際には、不安な心を抑え忍耐強くなければなりません。
これらの価値観を学び、実践し、神聖な儀式の歌を学び、スウェットロッジの儀式に参加し、Red Roadを尊重するために真摯に、そして熱心に取り組んでください…と。
↓元記事になっているのはこちらです
うーん、つまりRed Roadとは、ざっくりとアメリカ先住民インディアンたちの考える聖なる生き方、その道のりのこと、と思って良いでしょうかね…!?
(詳細には一朝一夕でつかめるわけない💦)
動画など
ラコタ族かどうかは不明ですが、パイプ儀式の動画をYoutubeで発見しました。
パイプを吸うためか年齢制限が設けられているのでYoutubeでしかご覧いただけませんが…
そしてこちらはスウェットロッジの浄化儀式と出ています。
この動画を日本人の私から見たら、まさに「スピリチュアルなサウナ」。
スウェット・ロッジ(sweat lodge)は、アメリカ・インディアンの儀式のための小屋、またはこの小屋で行う「治癒と浄化」の儀式。
Wikipedia『スウェットロッジ』
このスウェット・ロッジ(発汗小屋)は、全米のインディアン部族に見られるもっとも一般的で、しかも重要な儀式である。
薬草の香気を含んだ蒸気によって身を清め、汗をかくことで健康を回復させる「治癒」の意味と、「心と体の浄化を伴う文化的な集まりの場」の二つの意味を持っている。
このWikipedia興味深い。
確かにスウェットロッジは一般的なのか、他のオラクルカードにも出てきますね。
左側が『ネイティブスピリットオラクルカード』
こちらのカードでのスウェットロッジは、「浄化」の意味合いが強い感じ。
こちらのカードでのスウェットロッジは「スピリットとつながる」の意味合いが強い感じ。
どちらにも共通しているのが「手放し」です。
汗をいっぱいかいて、
その汗と一緒にいろいろ手放せそうだね。
以上、いかがでしたでしょうか。Red Road と儀式たち。
いろいろ踏まえて、メディスンカードの世界観を味わっていきましょう。
日本人が見た、メディスンカード…どこまで近寄れるかな…💦
[randlist cat=1 num=5]