こんにちは、テレサです💖
カード解説になかなか入らないね~💦
解説書が分厚いんだもの。
アメリカ先住民インディアンの人々の思想をかみ砕いて、わかるように説明しようとがんばってくれている本です。
私たち日本人にも伝わるかな~。この本気度、うれしいです。
メディスン・カードは何か国語にも翻訳されていますからね。ぜひ本家のサイトを訪問してください💖
日本語版にもあったのに絶版になってしまい、残念でならないですが、今日では翻訳サイトがあります。
もう、セルフで!いくしかないですね。がんばります。
今回の記事も大切な要素の一つ、メディスンシールド✨
でも私は初耳ですよ。メディスンホイールは知っていたけど。
このブログのメディスンカードに関する記事はこちらがはじまりです↓
この記事では、カードを使うにあたって必要だと感じるところを翻訳してまとめていこうと思います。
どうしても完訳が読みたい方はVOICE社刊のメディスンカードを中古で手に入れるのも良いですし、正規輸入品を購入して、ご自身で翻訳してみてください。2021年10月中旬現在、Amazonで3000円ぐらいです。
相変わらず、前置き長い!
メディスンシールド
メディスンシールドは贈答品であり、それは作った人が今の人生の旅について表現したいことを伝えるこの世に二つとないオリジナル品です。
メディスンシールドは、個人的成長の新たな段階を表すもので、また、その人が次に登りたい山を示すものでもあります。
戦士が持つシールドは、伝統的に彼が部族を助けるために使う内なる強さを表していました。
先住民の女性が持つシールドは、彼女の育成能力や、幻視、ヒーリング、機織り、魔力、歌、ダンス、ビーズなどの才能を表していました。
シールドは、その持ち主の部族内での地位や、つながっているトーテムを物語るものでした。
シールドは、他者からの贈り物だと認識させることで、家族、部族、国家の調和を生み出す手段でした。
シールドは、作り手の外見的な性格だけでなく、内面的な真実を語っていました。
女性はそれぞれ自分のシールドを作りました。男性は、自分のメディスンを大切にする兄弟を選んで盾を作りました。
これは、男性のエゴが真実に対して邪魔をしないようにするためです。女性はすでに自分の直感とつながっているので、自己の才能のことについて「声」が伝えるものを簡単に受け取ることができました。
また、女性は姉妹友愛の概念を理解し、保護者としての役割は男性に任せて、自分たちは創造的な力としての母の役割を担っていました。こうして女性たちは、謙虚さと創造性で自分のシールドを作ったのです。
自分の才能について嘘をつくことは、とても恥ずかしいことでした。何かを偽ることは、部族から永久に追放されることになります。
嘘をついて追放された者は、たいてい白人の案内人としてサービスを提供したり、フォーク語の通訳として騎兵隊を助けたりする仕事に就きました。
嘘をついた人のシールドは大喪の儀式で燃やされ、そのシールドを作った人は、他の部族や国の人からは相手にされなくなります。
たいていは、あらためて何かを始める前に望ましい結果への希望をこめてシールドを作ったり、戦いや狩り、ビジョン・クエストなどの物語を伝えるためにシールドを作ることもあります。
また、特別な儀式が行われるときには、部族の喜びや人々と交流する精霊を表現するためにシールドを作りました。
安産や豊作のお守りに、また成人になるための通過儀礼のしるしとしてもシールドが作られました。
結婚の際に、新郎新婦のシールドを持ち主それぞれの反対側に置けば、心の奥底にある秘密を相手に伝えることができました。
新郎新婦が一緒に火をくぐった後、シールドは槍に吊るされ、交差して一つになり、婚礼の宿の扉の上に置かれました。
このシールドは、スピリット界へと渡った人たちとともにポールロッジにも設置されました。
これはアースウォーク(地球歩き/ 物理的な現実を生きること)を無事に終えた証であり、先達の祖父や祖母のもとへと渡る人の能力を示すものでした。
サンダンス・シールドは世界平和のために肉体を捧げたいという男性ダンサーの願いがこもっています。
このシールドは、その戦士が世界平和と自己調和の両方を進めるために自分自身を捧げるという生活パターンが表されています。
謙虚になって太陽の光の中で踊り、必要とされる幻視を求め、すべての痛みに耐えたいという彼の願望を伝えています。
ムーンロッジの女たちの秘密の盾は、姉妹を支える女性たちの才能と内なる強さを表しています。
ムーンロッジのシールドは、それぞれが作り手の神聖な内なる空間を表しているため、決して外部には公開しません。
それぞれの女性は自分の内面を、完全なる信頼のおける姉妹に明かすことはあっても、決して外の世界には自分の全貌を見せないのです。
これは、彼女が子宮に抱えている創造的な力、つまり地球と月のリズムに従う力を守るためです。
どのシールドにもメディスンが存在します。
その芸術と自己表現で作られたシールドは皆、叡智へと導いてくれる時間と空間のスピリットです。
皆、メディスンホイールの4つの方向から個人的に学んだ教えを表すシールドを持っています。
これらの教えには、自分の長所と短所、能力と天賦の才、人生におけるビジョン、目的、居場所などが含まれます。
各方向のトーテムは、羽、足跡、シンボル、あるいはトーテムアニマルの角、歯、骨、皮、毛皮、ヒレなどの一部で表現されます。
作り手はみなそれぞれ自分のシールドで、自分と生命とのつながりを思い出します。
不安な時、メディスンシールドは安らぎの源であり、恐怖から身を守る源であり、中心にある知識とのつながりの穏やかさを思い出させてくれます。
作り手はゆらいだ自分のエネルギーのバランスをとるために、シールドを使って瞑想します。沈黙の中に身を置くことで、自分自身の神秘的な質問に答えを出すことができるのです。
メディスンシールドは、知恵と成就への案内となる道しるべを表しています。
このアースウォーク(地球歩き/物質的社会で生きること)では、自分のシールドのバランスをとることが課題です。
完全であろうと努力することで、私たちは多くのかけらの調和と不調和を反映しています。
メディスンシールドは、どんな物事にも人生における完璧な時と場所があるという事実を思い出させてくれます。
喜びには涙が、聖なる沈黙には不遜な道化が、自尊心には謙虚さが、与えることには受け取ることが、昼には夜が、光には影が、そして無邪気さには知恵が、それぞれバランスをとっています。
バランスをとって歩くということは、人間らしい行為をすべて適切な時期に尊重し、またそのすべてに神聖さを見出すことです。
メディスンシールドとは、精神を落ち着かせ、意志を強めるために自分自身に与える癒しの道具です。
真実は説明を必要としません、ただ過去を反射しているだけです。
それによって直感が心を導き、人類が嘆きよりも祝福が多くなるようにするためのものです。
いかがでしたでしょうか。
メディスン・シールド。このアイテムの中に、人のすべてが込められる、深くて重厚な伝統的なツールですね。
これからまた何かわかったら記事を足していきますね。
よろしくお願いします。
ホンモノを一度見てみたい!作ってみたい!
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