こんにちは、テレサです💖
メディスン・カードのネズミでは、どんなメディスンが当てはめられているのでしょうか。
ネズミの中にはハムスターのようにペットになっている種もあり、人間とも友達になれる動物ですが、ここではきっと野生種のはず…
メディスンカードについての予備知識もぜひご覧くださいね💖（じつはこれ⑥まである…💦）
カードのご紹介は１枚につき１記事としています。
この記事では、カードを使うにあたって必要だと感じるところを翻訳してまとめていこうと思います。
どうしても完訳が読みたい方はVOICE社刊のメディスンカードを中古で手に入れるのも良いですし、正規輸入品を購入して、ご自身で翻訳してみてください。2021年10月中旬現在、Amazonで3000円ぐらいです。
では早速、いくよー！
№20. Mouse ～ネズミ～
ネズミよ …
私が貴方のように小さな目で
この世界を見ることができたなら
何でも上手に
精査できるようになるだろう
どのディテールも重みがあって
その目的に忠実で
完璧にあてはまる場所があるから
「てんやわんや」に
ならないようにできるんだ
テーマは『精査』
ネズミは「何かを調べるためには、何でも全部、自分のヒゲで触わってみるんだ 」と言っています。
逆説的ですが、これは偉大な力であると同時に大いなる弱点でもあります。
近くで見るということは良いメディスンになります。細かいところまで気を配るのも良いメディスン。
ですが、どんな小さなものでも噛み砕いてしまうのは、ダメなメディスンです。
ネズミには、鳥、蛇、猫など多くの捕食者である敵がいます。
ネズミは多くの生き物の食料となるため、どんな時も強い警戒心を抱いています。
いわゆる文明とは、非常に複雑な構成要素の集合体であり、年々、より多くの組織力と細部へのこだわりが求められています。
このような現代においては、ネズミは強力なメディスンとなります。
他の人にとっては些細なことでも、ネズミにとっては非常に重要なことなのです。
他の多くのメディスンタイプの人は、ネズミとつながる人々を見るとイラっとしますが、それは彼らが細かいことにこだわっているように見えるからです。
ネズミの人々は、上着についた糸くずを見つけ出します。それがたとえ上着と同じ色でもです。
最も単純な作業には困難が伴うことを他の人に納得させようとします。方法論に固執します。整理して、分類して、後で使うためにファイリングしておきます。
ファイルをただ溜め込んでいるように見えるかもしれません。
しかし、溜め込んでいるというのはネズミにとっては全然違います。
彼らは、後でもっと注意深く調べられるように、すべてを整理しているだけなのです。
エルダー（長老）たちは、ネズミがいなければ知識の体系化はできないと言います。
ネズミはルネッサンス時代を終わらせ、専門化の時代の始まりを告げました。
ネズミは最初から「学ぶべきことは常にある」ことを知っていたのです。
人は常に、より深く、深く、もっともっと深く、掘り下げることができます。
あなたのパーソナル・メディスンがマウスなら、人生を恐れることはあるものの、どんな物事に対しても、しっかり整理し完璧に分類するという能力があります。
自分の目の前にあるものより、もっと大きくものを見るようにしましょう。
大らかな心を育てましょう。
人生の偉大なダンスを意識してみてください。
仮にあなたがロサンゼルスに座っているとしても、ニューヨーク、月、太陽系、銀河系、そして無限の宇宙があることを実感してください。
小さき友よ、高く跳躍するのです。あなたはきっと聖なる山を垣間見ることでしょう。
もしマウスがあなたのカードスプレッドに入っていたなら、そのメディスンはあなたに精査するように言っています。
自分と他人を注視しなさい。
もしかしたら、その大きなチーズの塊は、致命的な罠の上にセットされているのかもしれません。
もしかしたら、猫がパントリーであなたを待ちかまえているのかも。
医者や弁護士、あるいは配管工など、あなたが依頼した人物が、忠実に仕事をしていない可能性があります。
メッセージは、目の前にあるものを見て、それに応じた行動をとることです。
逆位置
ネズミの逆位置は、交通違反の罰則金を払ったり、ホーガン（訳注：土で覆ったナバホ族の住居）の清掃をしたりするべき時に、重大な問題に時間をかけすぎていると言っているのかもしれません。
あなたはだらけてしまっているようです。
権威や秩序を軽蔑するようになったのかもしれません。
すぐに対処しなければならないことを先延ばしにしているかもしれません。
混沌とした人生にネズミのメディスンを持ち込めば、すぐにすべてが整理整頓された状態になるはずです。
ネズミの逆位置のもう一つのメッセージは、あなたが人生における自分の重要性について夢見がちになっていることかもしれません。
アカデミー賞にノミネートされていないことを不思議に思っていませんか？
人生の細部にまで気を配り、謙虚に歩んでいなければ、評価されることはありません。
良いことはすべて、全体に向けて努力しようとする人にもたらされることを忘れないでください。
ネズミは全体像を見る必要があります、しかし、その全体像がから受け取れる情報をただ少しずつ吸収すればいいのです。
一歩一歩着実に進むことを忘れてしまうと、全体の大きさに圧倒されてしまいます。
混乱は、「多すぎ、早すぎ」の産物。
小さなネズミは、その精査力を利用してどんな仕事でも征服することができるのです。
ゆっくりとしたペースで、対立したメディスンを正しく理解しましょう。
尻尾を追いかけるのをやめ、迷路に惑わされるのをやめ、現在の経路の詳細を観察し始めましょう。
メディスンがいかにもネズミらしい。やっぱり人間とは違う視点や捕食者である立場なんかがテーマの根底に流れていました。注意深くてすばしこい、だけど油断したり欲に駆られるとすぐ罠にかかってしまう。
注意深さから整理能力／精査する力になっていました。翻訳して読む限りではどちらかというと、「神経質で細かい人」みたいな感じだったけど、アメリカ先住民インディアンの人々にとってはそういう意味合いが強いのかしら…神経質そうに見えるのはちょろちょろしてるから？（ネズミみたいな小さな生き物は息や心臓の動きが速いから身体も揺れているように見えるしね…）
確かにネズミのメディスンは、おおらかすぎる人に足してあげると良い感じはします。きびきび感かな？ニュアンスはすごくわかるんだけど「精査（精密に調査するとか）」ってなると、うん？ってなる…日本語の問題か。いや、精査性を持たないとむしろ生きていけない生き物だからか…！？
あ、今回の英語も面白い表現がありました。”three-ring circus!”、これ「てんやわんや」なんですって（笑）初耳に出会うわぁ…💖
