こんにちは、テレサです。
今回はカードナンバー6、ミツバチ。
日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。
参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。
じゃあさっそく、いくよー!
№6. Honey Bee ~ミツバチ ~
【ギブ アンド テイク、相互関係がテーマ】
自分の犯した罪は自分で償わなければいけない、ギリシャ神話に登場する養蜂の神、アリスタイオスが紹介されています。
農業の女神デメテルからミツバチの乙女たちを紹介されたアリスタイオスはとても仲良くなって、彼が大人になるころには自分のひげでミツバチたちが横たわるほどになりました。
信頼され、愛情いっぱいの関係。しかしそんな時、突然、次々とミツバチが死んでしまいます。その理由が実は、アリスタイオスが木の精霊のエウリデュケーを誤って殺してしまったことを恨む仲間がいたからだと知ります。
彼は罪を償って、再びミツバチと働きたいと考え、牛を生贄にして祈りを捧げました。その時、牛の身体から8匹のミツバチの群れが飛び立っていき、それが現在のミツバチの祖先になっているといわれています。
ブックレットにはこう書いてあります。
地球はバランスを保ち、成長するために相互関係を中心に回っています。
Divine Animals Oracle 付属のブックレット
人間も地球の一部ですから、これは人間にも当てはまること。
他人と楽しく働くことを学びなさい。
意思疎通がうまくいくよう、効果的なコミュニケーションを学ぶことが大切です。
死ぬ前のミツバチたちとアリスタイオスのように、お互いに信頼し合うことも大切です。また、エウリデュケーを思う仲間たちも、彼らの中での信頼がアリスタイオスに対する復讐となりました。
実際のミツバチの中の社会では女王バチを頂上にそれぞれの役割がはっきりと決まっています。女王バチのいない巣は滅びてしまうのだとか。巣の中ではダンスなどの方法でコミュニケーションを取り、食物源を見つけたら方角や距離を伝え合うこともできるそうです。
この動物は今-
絶滅の危機に瀕しています。全身性の危険な農薬を使うのはやめましょう。ミツバチに優しい植物を植えましょう。
他者へ迷惑をかけたら償う、信頼関係を築く。このカードには二本の柱があるようですね。その復讐の対象がミツバチへ向かった時の、アリスタイオスの気持ちも計り知れません。今、目の前に起こっている事象が思わぬところから、思わぬ影響を受けているかもしれません。人物像で引いた場合、コミュニケーションが巧みで団体行動もストレスなくこなす人、場合によっては集団を率いる人である場合も。小柄で機敏、働き者、攻撃するときは命がけ!?人間にとって良い物を作り出す、今何らかの社会的事情で苦しんでいる?(ネオニコチノイド系の農薬はミツバチを苦しめるので有名ですね)、などなど。
オラクルのメッセージとして受け取るなら、自分の行動に対する影響を意識し、注意すること(因果応報)。他者と積極的にコミュニケーションをとること、などでしょうか。