こんにちは、テレサです。
今回はカードナンバー7、アルマジロ。
日本語版がまだ発行されていないDivine Animals Oracleですが、自分で翻訳したものをまとめて記述、引き続きです。1枚につき1記事にしています。今後もタイトルでわかるようにしていますのでチェックしてくださいね。
参考画像は小さめにしているので、あなたもお手元にカードをご用意ください。
じゃあさっそく、いくよー!
№7. Armadillo ~アルマジロ~
【グラウンディングすること、がテーマ】
地に足をつけ現実を見る。実は詳細はあまりわかっていないマヤ/アステカ文明の神話の世界が紹介されています。
高齢で杖を使い、たばこを吸いながらゆったりと大地を歩く老神マシモンは、パレンケ遺跡のたばこを吸う神であるL神ともいわれていて、L神は多くの芸術作品に登場します。
地下神で、頭には夜の鳥の帽子をかぶり、ジャガーの耳、アルマジロの甲羅をマントに身に着けています。
年老いていても彼は強いので、暗い夜も堂々と力強く歩きます。視覚がトリップするようなたばこを吸っても彼の足元はしっかりしているのです。
L神は戦争に関係していたとか。靴と杖が商人を表しているといわれたり、貿易による繁栄の構築に何らかの役割を果たしたのかもしれないといわれています。
※マシモンとL神が同一という説は確証がありません。また、パレンケ遺跡のL神はジャガーの皮をまとっていると書かれている文献も存在しますが、ブックレットを優先して記事を書いています。
ブックレットにはこう書いてあります。
地に足をつけないと、私たちは大地から切り離され浮き足立ってしまうでしょう。
Divine Animals Oracle 付属のブックレット
まずは基本的なことから始めましょう。
ドラマティックになりすぎないこと。
時には、星を見る上げる前に足元の花に気づく必要があります。
現実を見てファンタジーの世界にのめりこみすぎない。想像を楽しんでも足元(現実の世界)はしっかり見ること。それがこのカードのメッセージのポイントです。
実際のアルマジロは地面から食糧を得るので、爪は効果的な掘削に完璧に適応しています。この爪を使って巣穴や穴を掘って、その中で過ごします。
この動物は今-
一部の種は攻撃されやすく、ほぼ絶滅危惧種です。
アルマジロのイメージでいうと、硬い甲羅状の背中や、食べるものなど、大地そのものの属性な印象を与えます。そして何よりくるんと丸まるイメージですが、カード解説ではそこにはあまり言及されていません。。実際、ブックレットには「攻撃された時、常に丸くなって攻撃するわけではなく、植物や岩の陰に隠れてしまう」とも書かれていて、現実的に有利な方法を取っているのかな?と思ったりします。カードが表す人物像としては、安定志向で冒険は避けがち、堂々として動きはゆっくり。外面的には壁があって、精神的にはデリケート(背中に反して腹側は柔らかい)…外見としては猫背気味?とかでしょうかね。具体的に「アルマジロみたいな人」ってどんなでしょう(笑)!?
オラクルのメッセージとして受け取るなら、まさに「現実を見ろ」、理想や妄想に時間を割くのではなく、今この瞬間にどうなっていきたいのかを考えること。フォーカスする部分について、夢や理想ではなく、今現実はどうなっているか。…という感じでしょうか。目を覚ましてくれるような、自分が地球で人生を送るにあたって、現実的に必要なものに目を向けよと教えてくれるカードですね。
【翻訳にあたって】※マシモンとL神が同一という説は確証がありません。また、パレンケ遺跡のL神はジャガーの皮をまとっていると書かれている文献も存在しますが、ブックレットを優先して記事を書いています。