こんにちは、テレサです💖
ふぅ~カードもやっと23枚目!
実物の本ではだいたい半分ぐらい来てますが、まだ折り返しじゃないですね~!知識の宝庫、メディスン・カードですから!
23枚目はフクロネズミという、私は名前は聞いたことがある程度でほとんど知らなかったです。
調べたら南米の生き物で、北米にもわたってきて生息しているみたいですね✨
ペットとしても人気なのだとか。可愛いですね。
赤ちゃんおぶってる写真なんてたまらない。別名コモリネズミだなんて…なんとまあ、人間みたい。
この地球には、本当に豊かな種類の動物が生きていますね。知らないことだらけ!
メディスンカードについての予備知識もぜひご覧くださいね💖(じつはこれ⑥まである…💦)
カードのご紹介は1枚につき1記事としています。
この記事では、カードを使うにあたって必要だと感じるところを翻訳してまとめていこうと思います。
どうしても完訳が読みたい方はVOICE社刊のメディスンカードを中古で手に入れるのも良いですし、正規輸入品を購入して、ご自身で翻訳してみてください。2021年10月中旬現在、Amazonで3000円ぐらいです。
では早速、いくよー!
№23. Opossum ~オポッサム(フクロネズミ)~
オポッサムよ
転がって!
本当に死んでるの?
それとも遊んでるだけ?
それ私が言ったこと?
テーマは『陽動』
オポッサムの最大の防御方法は死んだふりをすることです。
そうすることで、オポッサムは多くの捕食者を混乱させ、ゲームが終わったと思わせるのです。
混乱した敵が立ち去ったり、一瞬別の方向を見たりすると、オポッサムが安全な場所に逃げ込むということがよくあります。
オポッサムのメディスンは、非常に多くの戦略を使います。
すべて失敗した場合に、オポッサムは死んだふりをします。
爪や歯を使って戦う能力はありますが、そういう方法で身を守ることは殆どありません。
その代わりに、少しでも手に負えない状況になったら、陽動という最高の戦略を常に採用するのです。
オポッサムは、動物界にアカデミー賞があれば受賞しそうな演技を展開します。
死の香りであるムスクを自在に排泄して、敵を何度も混乱に陥れる名人芸を披露します。
オポッサムのカードが出たということは、現在の状況で戦略を求められているということです。
窮地に立たされた時には、本能的に最善と思える方法を考えてみましょう。
無気力や平然としているふりをしなければならないときは、そうしましょう。
闘うことを拒否したり、傷つく言葉を気にしていることを示すと、嘲笑している側はもうゲームがつまらなくなることはよくあります。
戦士は何世紀にもわたってオポッサムのメディスンを使ってきました。
敵が近づいてきて数が多いときには死んだふりをします。
そして、敵が一番油断しているときに、一瞬にして鬨(かちどき)の声が聞こえてくる…その怖さは、無防備な相手をさらに混乱させる役割を果たします。
肉体的な強さだけでなく、精神的な強さを持った戦略を使った時、勝利は甘美なものとなります。
オポッサムは、あなたが予想外のことを予期し、勝利を得られるよう賢くなりなさいと伝えているのかもしれません。
それは、煩わしいセールスマンやおせっかいな隣人に勝つことかもしれません。
要するにオポッサムは、頭脳とドラマ性と驚きを駆使して、あなたの進歩を阻む壁を飛び越えろと手招きしているのです。
逆位置
逆位置になったオポッサムのカードは、現在の人生のシナリオの見せ場に巻き込まれないように警告しているのかもしれません。
「目を閉じてドラマ化」してしまい、本当の状況が見えなくなってしまっている可能性があります。
自分や他人のメロドラマを信じてしまうかもしれません。
自分がやっていることを悲劇のヒロインのように正当化するぐらいなら、死んだふりをしたほうがマシかもしれません。
もし、このメッセージがあなたの状況に当てはまらないのであれば、最近、本当のことを言う代わりに、何かをやりたくないからと言い訳していた可能性を考えてみてください。
誰かを傷つけることを恐れて、自分を正当化するパターンに陥っているのかもしれません。
「病気だから、貧乏だから、体重を気にしているから、背が低いから、背が高いから、悲しいから、忙しいから、疲れているから…」などなど。
言い訳で自分を守らなければならなくなって、要点を見失っている可能性があります。
あなたは自分の権利を守る必要はありません。
今の自分には何かが適切ではない、と丁寧に発言することを演習では学びます。それだけです。
誰にも言い訳する義務はありません。
オポッサムの真似をして、死んだふりをすることを学びましょう。それは最高の戦略はノーディフェンスという意味です。
ノーディフェンスという視点を仮定することで、ゲームをすることなく、自分が何者であるかという権利を選び取ったことになるのです。
陽動作戦の適切な使い方とは、陽動作戦の必要性が全くない場合を知ることです。
自分がどう感じ、何を経験しようとしているかについて、誰かに弁解する義務はありません。
死んだふりとか、たいがい相当な度胸がないとできないって!
すごいなあ…ノーディフェンスの奥義ですよこれは…。喧嘩を売られても買わず、逃げてもいいから自分にウソつかないこと、ってニュアンスでしょうか。ここでの逃げは逃走するという意味じゃなくて向き合わないという意味で。
何でも正々堂々と相手に見せつけなくてもいい、無視してもいい。戦わないでいい。…で、ゆるいのかと思ったらそうでもない。微妙です。この加減が難しい。
このカードでは死んだふり、っていう演技性にも着目してて、逆位置になるとドラマティックになりすぎたりドラマに巻き込まれたりすることが指摘されていましたね。大げさなジェスチャー、現実を見ないである意味現実逃避してるかも!?
今の現状をわかっていないよ、みたいなアドバイスもありました。日常で良く使えるメディスンが多いのがこのメディスン・カード・デッキなのですが、弱気からつい自分に言い訳して本音を隠してしまう人にはビシッと欲しいメディスン。弱気な人ほど、この死んだふりしちゃう愛らしい、マイペースな(?)メディスンを入れたいですね。
それにしても、子どもをおんぶする姿についてはノータッチでした。あんなにカワイイ映える姿のに、そこは言及なしで意外。まあ一つの動物に一つのメディスンだから、仕方ないのかな。
『アイスエイジ2』にオポッサムが出てくるんですね。知らなかった。オポッサムがどんな風に描かれているのか観たくなりました。